中国による国土買収が加速

15年以上前から中国資本による国土買収を訴え出来たが、今はどうなっているのか?
小野寺まさる 2024.12.13
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まず最初に今回のメルマガが1日遅れにしまいましたことをお詫び申し上げます。

実は今回のメルマガは千歳周辺における中国関係の業による土地、買収等安全保障上の問題について書こうと思っていましたが、調査をするにつれ謎なことがあまりにも多くなりすぎ、調査に時間を要し投稿に時間がかかってしまいました。

実は今回はアイヌ問題について書こうと思っていたのですが、12月10日のネットのニュースで中国の脅威についてアメリカで相当強い対抗措置を取ることが論じられていた為、皆さんに中国の脅威をより感じて貰いたいと思い千歳市周辺における中国資本による土地買収に関する内容に変更することとしました。

まだ調査中であり具体的な話をできない部分もありますが、どのような企業が土地買収をしており、その企業が安全保障上問題がある施設の近くで自由に開発行為を行なっている実体について話をします。

北海道における中国資本の国土買収の問題について、私は15年前から警鐘を鳴らしてきました。その間、有本香さんや産経新聞、平野秀樹さん、佐々木類さん…いろいろな方々と連携してきましたが、この間国が本腰を入れて外国資本による土地買収の対策をしっかり行ってこなかったことにより、現在は警鐘を鳴らしてきた時よりもさらにひどい状況になってしまった事を皆さんに伝えしなければなりません。

私が2009年の秋に日本で最初に中国資本による国土買収事例を見つけました。その場所は倶知安町(ニセコ)であり、翌年な6月に北海道議会において北海道にその事実を認めさせ、以降北海道の森林と水源がどれぐらい外国資本に買われているのかを毎年発表させることにしました。

ただ、私は北海道議会議員時代から「水資源を有する森林の把握だけで足りる筈がない。安全保障上重要な土地買収も把握すべきだ」と考えており、自衛隊等の周辺についても調査を続けていました。その調査は中国資本のみならず中国共産党とつながりの深い日本企業によるものについても調査をしており、それにより千歳市と苫小牧市にまたがる新千歳空港の周辺の事例も複数確認してきました。例えばこれは私が情報提供をし産経新聞が始めた連載記事ですが…

【日本が20年足らずで消滅? 空自基地周辺にも中国の影 ゴーストタウン化した中国人向け別荘地 2016/5/15】

これ以外にも、千歳市と苫小牧周辺の中国資本による怪しい土地の買収はいくつもありました。2014年には中国資本に南千歳空港に隣接する土地を買われていたことが千歳市議会で明らかになりました。

《写真有り》空自基地周辺の土地を買った中国系経営者を直撃 売却した義父は「2000万円で買って500万円で売った」〈地元議会でも問題視〉 | 文春オンライン 

新千歳空港周辺だけでも当時からかなりの数買われていることを認識していましたが、この話をするだけでも大変な情報量になりますので、これらの話は別の機会にしたと思います。

今回は新千歳空港の近隣自治体での外国資本による新たな土地買収の話をします。

過去の私の新千歳空港に関する調査は主に千歳市と苫小牧市でしたが、今回長沼町に関する事案の調査を開始しました。長沼町は、新千歳空港に関連する重要な自衛隊施設に近い自治体だったからです。

今から3年前、長沼町の畑に囲まれた小高い丘で大規模な宅地造成がはじまり、忽然と別荘地が出現しました。

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